2018年~2017年10月26日

Don't Leave Me

2018年12月28日

出会ったお相手に連絡をすると、その返信がいつ来るのか、待つことになります。

「一日中ヒマ」・「ずっと携帯(スマホ)を握りしめている」ことはないでしょうから、すぐに連絡を確認できたり、返信できないことのほうが多いかもしれません。

しかし、返信は早いに越したことはありません。

その日の内であれば十分ですが、翌日、翌々日となるとよくありません。

「返信がない」→「何かあったのかな?」→「・・・自分は駄目なのかな?」と思ってしまうからなんですね。

お相手は疑心暗鬼になり、時間が空けば空くほど、その思いは募り、やがて離れて行くことになります。

また、一方の返信が遅いことが当たり前になると、もう一方も「早く返信しなくてもいい」と考えるようになります。

すると、どんどん返信の間隔が長くなってしまうこともあります。

やがて、「返信自体しなくなる」ことにもなりかねません。

その結果、連絡さえもしなくなり、そこで終わってしまいます。

特に、お互いの信頼関係がまだ強くない、「これから」というときほど気を付けてみてくださいね。

ガラ空きは恥じゃない

2018年12月21日

婚活で最初に出会い、お互いの印象がよく(最低限、悪くなく)、連絡先の交換をしたならば、次にすることは、「再会」です。

そして、「いつ再会をするか」を決めて行きます。

例えば、お互いに土日が休みだったとして、次の土日も、またその次の土日も空いていたとします。

「ヒマな人だと思われないかな~」と気にしたことはありませんか?

実は、空いている方が、すぐに次の約束がしやすいので、上手く行く傾向にあるんです。

日程が先になればなるほど、お相手は、「『あきらめて欲しい』ということかな?実はお断りなのかな?」と感じます。

再会までの期間が空けば空くほど、印象と気持ちは薄れて行きます。

その結果、お相手は去り、チャンスも失ってしまいます。

「次の土日は空いています」。

「あっ、ヒマな人なんだな」なんて思われません。

「やった!」と思われるでしょう。

その分、やる気も上がって、よりよい再会ができます。

ただ、一人でいる期間が長くなればなるほど、休日は、自分なりの心地よく過ごせるリズムができている人も多いです。

特に、「最初の出会い」は予定として入れていたとしても、どうなるかわからない再会のためまで、予定を事前に空けておくことまではしないと思います。

「再会」は突発的なものですから、既に決まっている予定を動かすことも難しいでしょう。

それでも何とか時間を作って、チャンスをつなげて欲しいです。

目の前に突き立てられた剣

2018年12月14日

私(清水)は実家で猫を飼っています。

出産に立ち合い、生まれたときから知っていて、かわいがっており、家族の一員です。

例えば、婚活をするに当たって、「結婚後はこの猫と暮らしたい」という希望を持っていたとします。

これが、「結婚への希望条件」となり、これを承諾してもらえる方をお相手に望み、婚活を始めると想定してみてください。

初めて出会ったお相手に話します。

「結婚後は、飼っている猫とも暮らすのが希望です」と。

果たして、これを聞いたお相手はどのように感じるでしょうか。

「はい、大丈夫ですよ」とは、ほぼならないでしょう。

まず、自分にとっては「家族」であっても、率直なところお相手からは、「ただの猫」です。

そして、お相手は決断に迫られます。

「猫と暮らすのか、暮らさないのか」。

「私とまた会いたいと思うかどうか」ではなく、「猫と暮らすかどうか」に判断基準が変わってしまうんですね。

もし、私のことを知ってもらい、猫のことも知ってもらったならば、OKとなる可能性はあるかもしれません。

しかし、まだわからない現時点では、現実問題として、一軒家でなければ、ペットを飼える賃貸はまだまだ少なく、お互いの職場などからの距離も考えると、いろいろと負担が大きいです。

猫の世話も大変です。

結局、「私」ではなく、「猫と暮らすこと」がNOとなり、この出会いはここで終わってしまう可能性が高くなります。

後々私は、「清水康弘」ではなく、「結婚後も猫と暮らしたい人」として語られるでしょう。

猫でなくても、犬であったり、他の希望であったり、差し出した条件は、まさに、突き立てられた剣のようなもの。

「生きるか、死ぬか(婚活では、先へつながるか、終わるか)」のような、その場の一瞬の判断で、今後の運命を左右する威力があります。

その条件が、自分にとって絶対に譲れないものであるならば、何があっても変えるつもりもないのであれば、最初から伝えておく必要があります。

それがお相手のためにもなるからです。

ただ、「絶対」ではなく、「できたら」や、「叶わなくてもいい」のであれば、特に信頼関係ができる前は、敢えて伝えなくてもよいと思うことがあります。

まだ早い

2018年12月7日

婚活で出会ったお相手と連絡先の交換をし、ここから再会につなげることが、最初のハードルになります。

これを越えられなければ全てが終わってしまいます。

どのようにやり取りを進めるかが重要になるのですが、メールアドレス、LINE、電話番号のどれを交換されますか?

当会では、以前はメールアドレス、現在はLINEが主流です。

ただ、メールやLINEの利用頻度はそれぞれで、「思ったことが正確に伝えられない」、「伝えたいことがたくさんある」という場合は不便です。

さらに、長文や回数が多ければ、お相手には負担にもなります。

また、得手不得手もあり、「すぐに返信(反応)が得られない」、「話した方が早い」と、電話番号の交換を希望する方もおられます。

「自分は電話の方が都合がいいから、便利だから」がその理由の大半ですが、いきなり電話も負担が大きいです。

お互いをよく知らない状態では、話す内容も少なく、切るタイミングも難しく、電話は重いです。

状況によっては、いつも出られるわけではなく、不在着信が複数回あれば、恐怖にさえ感じてしまいます。

電話番号の交換は再会が決まった後がよいと思います。

寒い時期だから

2018年11月29日

12月が間近となり、すっかり寒くなりました。

さあ、婚活で出会ったお相手とお出かけ。

屋外を歩いての移動は、暑い時期も大変ですが、寒い時期も大変です。

防寒のため、帽子、マフラー、手袋を着用されることもあると思います。

この寒い時期での移動で気を付けたいポイントは3つ。

1.ポケットに手を入れる。

手が冷たいときには自然の行動ではありますが、特に立ち止まったときにまで、手を入れたままお話をするのは、あまり印象がいいとは言えません。

2.猫背。

寒いとどうしても体を丸めてしまいがちですが、姿勢が悪くなります。

姿勢が悪ければ、「しゃきっ」とした姿とはほど遠くなり、年齢以上に年を取って見えてしまいます。

3.「寒い」、「寒い」と連呼する。

寒いのはお相手もわかっていることで、「やる気がない(楽しむつもりはない)の?」という印象を与えてしまいます。

冬には、この時期だからこそのイベントが満載です。

ぜひ、冬を楽しみながら、関係を育んで行ってください。

RUSH

2018年11月16日

出会って、連絡先の交換ができた後は、次にお会いするまでに、LINEやメールでのやり取りが始まります。

特に「頑張ろう!」と思えたお相手であれば、やり取りにはりきってしまうのは自然なことです。

だって、上手く行かせたいですからね。

そのため、自分発信の回数も増えて行きます。

メールが主だった頃は、「お相手のメール→返信」が基本で、「お相手のメール→お相手のメール」と連続すると、圧を感じたものでした。

LINEが主になった今では、連続することへの抵抗感が下がる印象です。

「文章」ではなく、「会話」のやり取りの感覚になるためです。

結果、見ていない間に、届いている数が大量になっていることもあり、それら全てに返したり、読んだりするのも大変です。

この状況が続いて行けば、だんだんと負担に感じてしまい、お相手への印象も悪く感じるようになります。

最初のよい雰囲気は薄れるばかりで、再会への意欲も失わせてしまう威力があります。

感じ方は人それぞれではありますが、連絡ラッシュで自分がノックアウトされないよう、お気を付けください。

転職

2018年11月9日

結婚後の生活や、今の自分を支える意味でも、お仕事は大切です。

そして、転職自体もすっかり珍しくない時代になりました。

婚活の場においては、最初から具体的な勤務先までは挙げなかったとしても、職種や仕事の内容を打ち明けることも多いです。

男性が、「これから転職を考えている」、「転職の回数が多い」という場合には、女性はどうしても不安に感じてしまいます。

特に後者は、「今後も繰り返す?」、「辞めて次が見つからなかったらどうする?」など、地に足が着いていない印象も与えます。

結婚には、何よりもまず、「安定」が望まれる傾向にあるためです。

ただ、恋人、あるいは結婚を考えている人がいない状況では、「自分」「今」が一番ですから、「結婚後」を考えてまで、職を選ぶことは少ないと思います。

そして、転職が多い過去を変えることはできません。

「今の職場をずっと続ける」など、「これからの自分の考え」をしっかりと伝えられれば、不安も軽減されると思います。

切り捨てご免

2018年11月2日

婚活で知り合った人間関係は、家族・友人・職場の方々との関係と異なり、いつでも自分の自由に切ることができます。

その切る程度も様々です。

「完全に駄目だ」と思ったら、無理をせずに切った方がよいと思いますが、「少しでも駄目(違う)と思ったらすぐに切る」という方もおられるでしょう。

ただ、意外と先入観(偏見)で判断していることも多いです。

「もう一度会ってみたら、合う所が見つかるかもしれない」と思って、すぐに切らないことも大切です。

本当は素敵な出会いかもしれませんからね!

下調べ

2018年10月26日

お二人でお出かけをするとき、お食事に行くとき、「下調べ」をされていますか?

具体的には、初めての場所であれば、「そこまでの道順」などですね。

車であろうと徒歩であろうと、スマホなどのナビで向かってもよし、事前に道順を頭に入れて向かってもよし、です。

例えば、男性が率先して進んで行けば、女性は、「この人は道をわかっているんだ」と思います。

しかし、「実はわかっていなくて違う方向に進んでいる」、「迷ってしまった」では、カッコがつきません。

女性は正しい道順を把握していたとしても、「間違っていますよ」と指摘するのも気を遣いますから、やきもきしてしまいます。

「わからないなら言ってくれればいいのに」、「ちゃんと調べておけばよいのに」と思われては、イメージは下がってしまいます。

「お相手に任せておけばいいや」、「適当でいいや」ではなく、どちらが率先するかに関係なく、お互いにきちんと調べておくのが一番よいと思います。

映画(ドラマ)「電車男」では、主人公がエルメスさんとデートする予定のお店に一人で足を運び、雰囲気や料理をチェックするシーンがあります。

実際、当会においても、「ランチ前にお店に行って食事をしてみた」という男性もおられます。

お店まで行くのは大変だと思いますが、こうしたちょっとした手間がかかる行動が、よい印象へと、よい出会いへとつながります。

Open your heart

2018年10月19日

社交辞令ではなく、再会の意思を持って連絡先を交換した次は、再会する日程をいつにするか決めなければなりません。

お互いが、「本当に誘っていいのかな?」、「相手から誘って欲しいな」と思っていると、その意思があっても実現はできません。

どちらかが行動を起こす必要があり、「男性から」、「女性から」というのは、特に決まりはないと思います。

「また会いたい。誘いたい」と思ったら、自分から誘うとよいです。

その際には、「いつがいいですか?」と尋ねるのではなく、都合のよい日を具体的に複数挙げるとよいです。

挙げた日が、1日や2日程度では、プレッシャーにもなりかねないので、週が異なる3日はあるとよいと思います。

再会の意思があり、都合が合う日があれば、「~日がいいです」と回答があります。

再会の意思はあるけれど、都合が合わなければ、「~日だったらいいです」と別の日程の提案があります。

もし、「実は再会の意思はない」という場合は、日程の提示はなく、「都合が悪い」とだけ返って来ると思います。

自分から具体的に提示することにより、お相手の意思を探ることもできます。

伝えないと、伝わらない。

2018年10月12日

前回のブログでは、「会いたくない理由に仕事を使っていることがある」と書きました。

一方では、Aさん:「会えなくなりました。すみません」と理由を言わないパターンもあります。

言われたBさんは、「急にどうしたの?」と思うのと同時に、ドタキャンをされてはよい気持ちもしません。

当然、やる気は下がってしまい、このまま終わってしまう可能性が高いです。

注目は、「Aさんに本当に会う気があるのか、ないのか」という点です。

このような連絡では、Aさんは会う気がなさそうに思えますが、実は、「会う気はある」という場合もあるんですね。

しかし、このままでは、Aさんの意思に反して、Bさんは離れて行くばかりです。

特に知り合ったばかりの間柄であれば、電話ではなく、LINEかメールでのやり取りになると思います。

「長い文章になるから送るのは止めよう。だから理由を伝えるのは止めよう」と思うかもしれませんが、それでも、伝えた方がよいです。

「長い。重たい」とは思われないはずです。

「長くなりますが」と一言、断りをされれば十分です。

正直な気持ちを真っすぐに伝えれば、きっとお相手にも届きますよ。

そして、そうすることは、恋人同士になったり、夫婦になったりすると、さらに大切になります。

アテンションプリーズ

2018年10月5日

デートの約束をした日、お相手から連絡がありました。

「急な仕事で行けなくなりました。すみません」。

せっかく予定をしていても、いくら自分が会いたいと思っていても、これではどうしようもありません。

ちゃんとした理由があれば、「仕方ないか…」と納得せざるを得ません。

その後に、別の日の提案など、フォローの連絡があればよいのですが、途絶えてしまったならば要注意です。

「会うのが面倒くさくなった」、「他にいい人ができた」、「もっといいチャンスが表れた」ということもあります。

つまり、自分勝手なんですね。

「仕事」と言えば済むと考えている、思い上がりも見え隠れしています。

また、ドタキャンではなかったとしても、予定をしていた日時の変更を言って来ることが多い場合も要注意です。

予定を空けているのに、変更を繰り返されては、自分の予定も立てられず大変です。

いくらちゃんと謝っていたとしても、自分の都合で振り回していることは変わりなく、同様に、自分勝手な可能性が高いです。

今後のお付き合いは考えた方がよいかもしれません。

時に人は傷付き、傷付け

2018年9月30日

婚活で初めて出会った後、再会の日程が決まりました。

しかし、急な仕事が入った、不幸があった、台風が来る、など、予定通りに会えないこともあります。

台風や強い雨の場合、交通手段や、お住まいの地域や再会の場所によっての状況も様々で、各々の判断も様々です。

「これぐらいなら大丈夫」、「止めておこう」と思う基準も様々で難しいです。

一方は行けると思っても、もう一方は行けないとなってしまっては、がっかりする気持ちはどうしても生まれてしまいます。

恋愛関係になるまでは、再会の1回1回が勝負ですから、何と連絡をするかが大切です。

例えば、「行けない」と判断した側が、「状況が心配なので、~日はいったんお断りさせていただいても大丈夫でしょうか?」と連絡をしたとします。

「いったんお断り」ですから、「また別の日に」ということですが、「お断り」という表現が重くのしかかりませんか?

その日ではなく、「本当は再会自体をお断り?」と想像をされてしまうと、お相手にはショックを与えてしまいます。

自らには、そのつもりは全くなかったとしてもです。

新たに再会の日程を決めるやり取りにも、しこりが残ってしまうかもしれません。

「~日は楽しみにしていたのですが、状況が心配なので、別の日にお願いできないでしょうか?」と伝え、同時に、新しい日程をお伝えするとよいです。

アクシデントがあったとしても、お互いに気持ちよく再会ができますよ。

予習復習

2018年9月21日

お見合いなどはお会いする前にお相手の情報が把握できます。

例えば、趣味。自分が全く知らない分野があることも多いです。

または、「少しは知っている」、「以前から気になっていた」ということもあると思います。
その場合、予習をして臨むと、話題に付いて行くことができて、会話が弾みやすいです。

「よく知っていますね!」。

「ちょっと調べて来たんです(笑)」。

楽しい雰囲気が想像できますね。

全く知らない分野ばかりであれば、全てとまでは行かなくても、興味を持てそうなものだけでもよいと思います。

ぶっつけ本番でお相手のプロフィールがわかるお見合いパーティーではできませんが、ぜひお勧めをしたい行動の一つです。

ご帰宅後、お相手によい印象を持ったならば、さらに、その内容の復習(深掘り)もお勧めしたいです。

お相手との距離もどんどん縮まって行きますよ。

あなた約束したじゃない

2018年9月14日

ブログ「幸せを呼ぶマメな連絡」では、連絡のタイミングについて触れました。

例えば、「明日連絡しますね!」と言いながら連絡をしなかったこと、そう言われたのに連絡が来なかったこと、ありませんか?

言われた側からすれば、「どうしたんだろう?」と気にせずにはいられません。

言った側は、忘れていたのか、「まあいいか」と連絡をしなかったのか、「忘れた」という可能性は低いと思います。

その後、きちんと連絡はしたとしても、この「まあいいか」はお相手を軽んじているため、自然と他の行動や発言に表れて来ます。

これが積み重なると、いくら取り繕っても、お相手には見抜かれます。

「調子のいいことばかり言う」と思われ、信用を失い、お相手も離れて行きます。

自分からした約束は必ず守りましょう!

ちっぽけな勇気

2018年9月7日

出会ったお相手によい印象を持ち、連絡先の交換までできました。

「いよいよここから」という感じですが、「相手の人がよかったら(前向きな気持ちがあったら…」とおっしゃる方も多いです。

確かに、最初から可能性がないお相手に頑張り、その結果、お断りとなってしまっては、ただつらいだけです。

しかし、可能性があるお相手に対して、自分からアクションを起こさないのはもったいないです。

この場合、確率は置いておくとして、「1.上手く行く」、「2.ダメになる」の二つがあります。

アクションを起こせば、「1」の可能性があり、起こさなければ、「1」の可能性を捨ててしまうことになります。

「男性から」、「女性から」、「年上から」ということにはあまりこだわらず、頑張って欲しいところです。

「自分はどうしたいか」ですよね!

それによって、幸せを手にした多くの方を、これまでに見てまいりました。

あなたに会えてよかった

2018年8月31日

婚活でよい人と出会い、恋愛関係に発展しても、結婚までは届かず、お別れをしてしまうこともあると思います。

悲しいことではありますが、前向きに、今後の糧としたいところです。

ついつい、お別れをしたお相手のことを振り返って分析しがちですが、「自分自身のお相手への接し方」を分析するのが一番です。

自分自身の至らなかった所があれば、次の恋に向けて改善ができます。

どうしても受け入れられなかった所があれば、それは自分にとって譲れない所だと言えます。

ただ、同じ所でも、「この人なら受け入れられるけど、この人だと無理」と、ケースバイケースになることがあるのが難しいです。

何よりも、テレビやネット、周りの人の話から得た知識よりも、自分自身で得た経験は大きいです。

恋人同士になれば、余計な気を遣わなくて済むため、居心地のよさがより増します。

同時に、最初の気遣いも薄れて行きます。

大切にしたい人だからこそ、今度は、「恋人同士ならではの気遣い」が必要になるんですね。

そして、恋愛はお互いの気持ちを伝えやすいぶん、ときには衝突もしてしまい、楽しいことばかりではありません。

そんなとき、「もういい!」と怒りに任せて、すぐにお別れをしてしまうのか、逃げることなく向き合って、話し合って修正を試みるのか。

つらくて大変だったとしても、後者の経験は、今後に必ず活きますよ。

MAICCA〜まいっか

2018年8月24日

ここ2回では、お相手の「自分と違う面に触れたときにどうするか」を書きました。

理解する、楽しむ、敬遠する…と選択肢がありますが、もう一つは、「気にしない」です。

当会でランチをされた方の中の感想で、「話しやすくて、やさしくて、いい人だと思うのですが、箸の持ち方が気になりました」という内容がありました。

さらに、「私も昔は箸を間違って持っていて、直したことがありました」とのことでした。

だからこそ、気になってしまうのかと思っていたら、「私も昔は間違っていましたから、そこは気にしません」とおっしゃいました。

この点が気にしないならば、「いい人」です。

このお二人は、この後ご結婚をされ、現在はお子さんもおられます。

ここでは、お箸を例に挙げましたが、お互いに違っていて当たり前です。

違った面を目の当たりにし、「まいっか」と思えなければ、実はそれが、ご自身にとって譲れないポイントであったりします。

揺れる想い

2018年8月17日

前回のブログでは、「趣味」を挙げましたが、その場面場面で、「お互いの取る行動」にも違いがあります。

いくつか例を挙げてみます。

■お店などの行列。

レストラン、ちょっとしたアイスやかき氷など、行った(行こうとした)お店に人が並んでいて、入るには待つ必要があるときですね。

「一杯だから止めよう」となるのか、「待とう」となるのか。

■エアコンの温度。

室内でも車内でも、同じ温度であっても、暑いか寒いか、感じ方は異なります。

■歩く速さ。

男性の方が速いイメージがありますが、女性でも速い方もおられます。

■メールやLINEのタイミング。

一方からの連絡が届いて、もう一方が返すまでの時間ですね。

時間の使い方はそれぞれですから、タイミングもそれぞれです。

■運転の仕方。

ここでは、安全かどうかではなく、「通常の速度・ブレーキのタイミング・黄色信号への対応・駐車場(車庫入れ)の巧拙」についてです。

■お出かけ時の出発時間・帰宅時間。

休日の時間の使い方、次の日も休日か、次の日は仕事なのか、にもよりますが、目安となる時間はそれぞれです。

一つ目、二つ目を除くと、時間や速さについてが多いです。

そして、基準となるのは「いつもの自分の速さ」ですから、これよりお相手が速ければ「速い」、遅ければ「遅い」と感じます。

「別にこんなことは気にならない」という方もおられれば、「気になってしまう」という方もおられるでしょう。

このお互いの差について、「自分とは違う。この人は合わない」と思うのか、「この人はこういう人なんだ」と、一定の理解を示すかどうか、です。

理解し、認めることができれば、大きな支障にはならず、以後も、それを前提に準備や対応ができます。

例えば、周りに時間にルーズな人がいたとしても、「この人はよく遅れるから」とわかっていれば、そこまで腹も立ちません。

自分とお相手との違いに揺れる想いを、あなたはどう扱いますか?

Way of Difference

2018年8月10日

同じ趣味を持っているだけで、自然と親近感がわいて来ます。

知り合って間もなくの間柄でも、共通の話題ができて、親しくなりやすいです。

例えば、「自分はスポーツが好きなので、運動が好きな人がいい」というご希望をお持ちの方がおられるとします。

具体的には、「普段からランニングをしているので、一緒に走れる人がいい」、「バドミントンが好きなので一緒にやってみたい」という感じです。

この「運動」という点のみに注目してみましょう。

普段から運動をされている方同士、上手く行くかと言うと…、そうばかりではないんですね。

その原因は、「何の目的で運動をしているか」に違いがあるためです。

ランニングであっても、マラソン大会に出るためなのか、運動不足を解消するためなのか、ダイエットのためなのか。

バドミントンであっても、広い場所で遊び程度にするのか、サークルに参加しているのか、選手として試合に出ているのか。

さらに、ランニングをしていると言っても、「スポーツが好きなわけではなく、あくまでも運動不足やダイエットのため」という場合もあります。

そのため、「ランニングをしている=スポーツ好き」ではないので、「他のスポーツはする気がない」ということもあるんですね。

しかし、「ランニングをしている=スポーツ好き」と思ってしまいがちです。

Aさんの想像:「Bさんはランニングをしているんだから、スポーツが好きなんだろう。運動ができるんだろう。バドミントンも一緒にできるかも」。

Bさんの真実:「ダイエットのためのランニングで、実は運動は苦手。誰かと一緒に走りたいとは思っていない。何かスポーツをする気も持っていない」。

Aさんからすると、当初の想像とBさんの実像がかけ離れているため、この違和感が、Bさんへの印象を左右してしまうこともあります。

同じように見えていても、実は全然違っていること、よくあります。

そして、その違いを敬遠するのか、楽しめる(受け入れる)のかで、未来は変わります。

愛を込めてドライブを

2018年8月3日

会員の皆さんにお尋ねをする、「恋人ができたら一緒にしてみたいこと」で多い答えは、食事、買い物、ドライブです。

当会のランチ後、男性:車、女性:公共機関で来られている場合、男性が車で女性をお近くでお送りすることもあるようです。

あるいは、ランチ後に男性の車でお出かけをしたり、再会時に、車でお出かけをしたりと、岡山では車は大切な移動手段の一つでもあります。

せっかくの二人だけの空間なのですが、運転の仕方により、印象を悪くしてしまう方もおられます。

実際にあった例を挙げます。

■まだ青信号に変わっていないのに、ジリジリと前に進み始める。

■脇から道へ入りたがっている車を全く入れてあげない。

■狭い道でも速いスピードで走る。

自分一人や、気心の知れた人を乗せているのならまだよいのですが、「これから仲良くなろう」という方に対してはマイナス効果です。

この運転の仕方に、その人の人柄を見るからなんですね。

大切な人を、大切にしたい人を乗せているからこそ、その人の安全を守る。

その人だけでなく、運転にも愛を込めてみてください。

そして、運転を通して、あなたの愛もお相手に届くことでしょう。

タイミング

2018年7月25日

以前のブログでは、タメ口について思うことを書きました。

まだ、お互いの信頼関係が築けていない中、どちらかが急に切り替えた場合には、そのお相手は戸惑ってしまうかもしれません。

「親しみやすい」のか「なれなれしい」のか、後者の印象を与えてしまうと、今後の関係にも影響をします。

ずれた間のワルさが原因で自滅をしてはもったいないです。

「初めての出会い→メールやLINEのやり取り→再会」という流れの中で、メールやLINEは「初回の会話の延長」という感じで、まずは文章を作られるとよいです。

One more time, One more check

2018年7月20日

「デート」というと、お食事が定番ですが、何を食べるかではなく、「どう食べるか」も重要です。

特に当会の場合は、それを最初から見ることができるため、他はよくても、「食事の方法が…」という理由で上手く行かないことがあります。

最も多いのは、ナイフやフォークの使い方ではなく、「お箸の持ち方」です。

幼い頃、ご家族から教わったことでしょうし、気になれば自分で直すこともできます。

「それができていないのは…」と、いろいろと想像されてしまうんですね。

どうしても、家族や気心の知れた間柄では、気楽に食事ができるため、マナーを強く意識せずにに食べることが多いと思います。

大人になれば、注意をされることも少なくなります。

お相手だけでなく、お相手のご家族などとご一緒に食事をされる際も、お相手は気にしていなくても、ご家族がご覧になっていることもあります。

そして、お箸をきちんと持って使っていたならば、「使えて当たり前」ではなく、「ちゃんと持って使えている」と好印象につながります。

今一度、ご自身のお箸の持ち方、使い方をチェックされることをお勧めします。

さらに、「食器に手を添えて食べる」、「ときには食器を持ち上げて食べる」、「何でもかんでも食器に口を付けたまま、料理をお箸でかきこまない」、「ご飯粒は残さない」…。

マナーは、婚活でよい印象を与えるためではなく、大人として身に付けていたいものです。

傘がない

2018年7月13日

梅雨が終わり、本格的な夏が始まりましたね。

梅雨の時期に限らず、まだ知り合ったばかりのお二人にとって、雨の中の徒歩での移動は意外に大変です。

並んで歩くときの距離感に気を遣うのに、傘を差してでは、傘の分だけお互いの距離は離れ、傘同士が当たらないようにも気を配る必要があります。

さらに、雨音で会話も聞こえづらくなります。

雨が降っていれば、お互いに傘を差しているのですが、降りそうかどうかという天候で、どちらかお一人だけが傘を持っている場合です。

カップルであれば一緒に入るでしょう。

恋人未満だとしても、お互いが好意を持っている間柄であれば、お互いをさらに近づけてくれるよいきっかけにもなります。

しかし、知り合ったばかりの間柄では、抵抗を感じてしまう方も多いかもしれません。

男性・女性のどちらが持っているか、また、傘の大きさもあります。

傘に入れてもらっても、どちらかが入らず濡れてしまっても、気を遣ったり、気を遣わせたりしてしまいます。

「どうかな?」という場合には、手荷物が増えてご負担かもしれませんが、傘をお持ちになることをお勧めしたいです。

早くしてよ 何してるのよ

2018年7月6日

「婚活をするなら早い方がいい」と言われます。

特に婚活サービスの説明などを聞きに行ったとき、言われたご経験をお持ちの方もおられるかもしれません。

これは、「せっかく話を聞きに来るまで興味を持ってくれているから、今のうちに入会まで」という意図も感じられます。

しかし、婚活サービスを利用するのは、結婚に近づくためで、サービスの業者を儲けさせるためではありません。

あまりにしつこいようでしたら、利用者のためではなく、自らの売り上げのために勧めている可能性が高いので気を付けましょう。

さて、私自身も婚活サービスを運営する上で、「早い方がいいか、どうか」と尋ねられたなら、30歳前後より上の方には、「早い方がいい」と答えます。

その理由は大きく二つです。一つ目は、やはり「年齢」です。

容姿や体型は努力で魅力的にすることはできても、年齢は変えられません。

「明るいのに」、「やさしくて真面目なのに」、「いい人なのに」、「若く見えるのに」と周りが言ってくれても、自分で思っていても、婚活では状況が異なります。

例えば、自身が今37歳だとしたら、いくら明るくても、やさしくて真面目でも、いい人でも、若く見えても、これらは考慮されず、「37歳の人」と思われるんですね。

これは本当に切ないです。

また、はっきりとしていても漠然としていても、「こんな恋愛をして、こんな結婚生活を送って…」というイメージをお持ちだと思います。

このイメージは、今の自分だからできるものであって、年齢を重ねて行くと、あきらめなければならないこと、実現ができなくなることも増えて行きます。

年は重なって行く一方ですから、残りの人生で一番若い今が、1歳でも若い方がよいことは間違いありません。

二つ目は「自身と環境の変化」です。

年齢などの影響で、この先、病気になってしまう可能性も高くなります。

さらに、高齢になったご家族の体調などの変化から、環境が変わってしまう、あるいは、変えざるを得ないこともあります。

その変化に応じて、希望を変えなければならないことも出て来て、これに応じ、「お相手の対象が狭まる」、「自身が対象から外されてしまう」ことにつながりかねません。

自分自身が直接の原因でないだけに、やはり切ないです。

「婚活をしたくてもできない」となる前に。

イチブガゼンブ

2018年6月29日

「どんな人なんだろう?」と思いながら、婚活ではお相手と接します。

例えば、「箸の持ち方が間違っている」という場合です。

「間違って持っているんだな」という感想だけで留まるでしょうか。

「ちゃんとしていないんだな」、「今まで直さなかったんだな」など、常識の感覚まで疑いかねられません。

さらに、「親はちゃんと教えていなかったのかな」と、ご家族の方針、家庭環境、育て方、育ち方までも、想像をされてしまうこともあります。

今、目に見えて確実にわかっているのは、「箸を間違って持っているだけ」なのですが、これ一つをきっかけに、いろいろと憶測をされ、印象が作られて行くんですね。

「待ち合わせに遅れた」場合、たまたまこのときだけだったとしても、「ルーズな人」、「約束を守れない人」と思われてしまいます。

特に初回(お互いを知って行く段階)の印象は大きいです。

その方を全く知らないため、そのときの印象の全てが、その方の印象になるからです。

イチブを切り取られて、それがゼンブと思われないよう気を付けましょう!

Adagio Allegro

2018年6月22日

「話が合う、合わない」は、話す内容やお互いの相性に加えて、「会話のリズムやテンポが合うかどうか」でも決まります。

そして、会話に臨む姿勢や考え方もそれぞれです。

Aさん:積極的に話題を出してどんどん話す。
Bさん:少々の沈黙があっても平気。会話のペースはゆっくり目。

Bさんの場合、沈黙があっても気になりませんから、話す量も少なくなりがちです。

AさんからBさんを見ますと、Bさんの会話量が少ないため、自らも会話を控えてしまうと、場の会話自体が無くなってしまいます。

持ち前のサービス精神を発揮し、自然とAさんの方の会話の量が増えて行くのですが、これにBさんが疲れてしまうことがあるんですね。

さらに、Aさんの会話のテンポが速ければ、この速さに合わせようと、自らのテンポを無理に上げて相槌を続け、一息つけるタイミングもないためです。

Aさんは、この場を、Bさんのことを気遣っての振る舞いなのですが、会話量が少ないBさんが、「沈黙が平気」なのか、「やる気がない」のか見抜くことは困難です。

読み誤ってしまいますと、反対の結果が出てしまいます。

お相手の会話のペースに合わせ、自分のペースも変えることができると、理想的だと思います。

「この人、話しやすい」と感じたお相手は、「偶然お互いのペースが一致していた」か、「お相手が自分に合わせてくれた」という場合が多いです。

さらに、可能であれば、言葉遣い(敬語の程度など)も合わせると親近感が増すと思います。

「話しやすい」→「心地よい」→「好印象」へとつながります。

幸せを呼ぶマメな連絡

2018年6月15日

日曜日に新しい出会いがあったとします。

お互いの印象もよく連絡先の交換をし、「また今度お会いしましょう」という話になりました。

初回の出会いとしては最高の結果です。

そして、お互いの空いている日を提案し合い、具体的な日程を決めて行きます。

Aさんは、「来週+再来週の土日も都合がよい」と言い、Bさんは「何か用事が入るかもしれないので、また連絡します」と答えました。

日曜日:連絡先を交換→上記のやり取りで終わり。
月曜日:
火曜日:Bさんは予定がどうなるか、金曜日にはっきりできることになりました。
水曜日:
木曜日:
金曜日:Bさんは来週であれば、時間を作れることになりました。
土曜日:・・・。

「確定してから連絡しよう」という方も多いと思います。

この場合、最低でも、金曜日すぐに連絡をすればよいのですが、一番避けたいパターンは、土曜日に連絡をすることです。

まず、日曜日からずっとAさんは放置をされた状態になっています。

「今週(出会った日からは来週)かな?来週になるかな?」と待っています。

「どうなりましたか?」と聞きたいところですが、「連絡します」と言われている以上、「しつこい」という印象を与えないよう、我慢せざるを得ないでしょう。

Aさんがせっかく空けていた土日を無駄にもさせてしまいます。

Bさんには、「確定してから連絡しよう」という意図があったとしても、Aさんにはもちろん伝わっていませんから、「何の連絡もない」と思うのは仕方がありません。

「本当に会えるの?社交辞令なの?連絡自体あるの?」と疑心暗鬼ならまだいいです。

「連絡をすると言ったのにして来ない」と、約束を破られたことへの怒りさえあるかもしれません。

Bさんは、「Aさんを待たせることになってしまって悪いな」と思うのか、「また連絡するって言ったんだからいいよね」と思うのかが、運命の分かれ道です。

後者の場合は、「待たせればいいや」という気持ちも含まれているかもしれません。

「前者:お相手のことを思いやっている、後者:自分のことしか考えていない、自己中心的」という大きな違いもあります。

信頼関係をこれから築いて行く間柄こそ、余計にマメな連絡が必要です。

Bさんは前者のパターンとして話を進めてまいります。

火曜日の時点で、「金曜日にわかるので待ってもらっていいでしょうか?」とBさんが連絡をすれば、「確実に連絡が来る+その日もわかっている」という安心感がAさんに生まれます。

「待っていた連絡がちゃんと来た」という思いも大きいでしょう。

Aさんも「いいですよ」と快く答えることで、Bさん自身も「待ってもらえる」と安心できます。

こうした連絡により、Aさんには、「1通のメールや1件のLINE」ではなく、「Bさんからの思いやり」が届けられているんですね。

Aさんの気持ちは、落ち込むことも途切れることもなく、前を向いていられます。

こうしたほんのわずかな積み重ねがお互いの印象をよくし、深い信頼関係を築ける要因になります。

ほんのちょっとの手間を加えるだけで運命は変わります。惜しむのはもったいないですよ。

比較検討材料

2018年6月8日

「お見合いパーティーに行ってみたけど、自分には合いませんでした」。

結婚相談所などのお見合いは、料金が高かったり、身上書(釣書)や独身・収入・最終学歴などの証明書が必要だったりで、利用へのハードルは高めです。

今ではすっかり身近になった印象のネットの出会いは不安となると、婚活として始めやすいのが、お見合いパーティーです。

面倒な手続きも不要、飲み会1回分の料金で、一度に多くの異性と直接お話ができるのが大きな魅力です。

高身長、高年収、若い、容姿端麗の方が圧倒的に有利な場所です。

そして、いわゆる「回転寿司」と言われる仕組みで、多くの異性と話せるのでよさそうに思えるのですが、その分、一人一人と話せる時間が短くなります。

そのため、「誰と何を話したか覚えていられない」、「どんな人なのかわからない」という感想を持つ方もおられます。

すると、「人柄がよくわからない」→「人柄は比較検討材料にならない」→「人柄では比べられない」となってしまいます。

しかし、せっかくだから誰かを選びたい。

残った材料は、人柄に結び付く趣味ではなく、はっきりと目に見えている「年収・年齢・容姿」であり、これらからでしか判断せざるを得ません。


女性の方には、「年収ばかりで比べてしまいます」とおっしゃる方もおられますが、比較検討材料がこれらしかないため、仕方がないんですね。

「パーティーに何回か行ったけど上手く行かず、婚活を止めていました」というお話もよくお聞きします。

実は、「婚活が上手く行かなかった」のではなく、「パーティーが上手く行かなかった」というパターンが多いです。

パーティーは婚活の全てはなく、数ある婚活の方法の一つです。

あなたは悪くない

2018年6月1日

当会では、結婚相談所での活動に行き詰ってしまい、ご相談に来られる方が多いです。

当会のご入会を決断されたのは、「自分に合った人が一番いいと思った」と皆さんが口を揃えて話されます。

お見合いは、年収、学歴、職業、年齢、容姿で選び放題・申し込み放題ですから、「よりよい条件の人を」と思うのは人情です。

同時に、自分も選ばれる立場でもあり、他の利用者の方々と比較をされるため、よい条件の方がどうしても有利になります。

せっかく申し込んだのに断られたり、申し込みがあったと思ったら、自分の希望とはかけ離れた方からだったり。

お見合いができても一回で終わったりしてしまっては、さすがに心が折れてしまいます。

それでも、条件だけで、お相手を選んでしまう…。

これは仕方がないことなんですね。

なぜかと言えば、お見合いは、条件から選ぶシステムだからです。

そのシステムの中でお相手を探す以上は、条件でしか選ぶ基準がないのですから、自分の選び方が悪いとは言えません。

お見合い、お見合いパーティー、合コン、街コン、ネットの出会いなど、婚活には様々な方法があります。

婚活をすると、自分への評価がダイレクトに返って来るため、上手く行かなければ、突き付けられた残酷な現実に、「自分が悪い」と自らを責めてしまうこともあるかもしれません。

しかし、実は、「自分が悪い」のではなく、「婚活の選び方が悪い」という場合も多いんです。

大切なのは、

・自分を適正に評価してもらえる人がいる
・自分の魅力を思う存分発揮できる
・自分の魅力を理解してもらえる人がいる
・自分と気が合いそうな人がいる

つまり、「自分に合った異性がいる場所で婚活をする」ことです!

その方法が何なのか、その場所がどこなのか、まずは見つけるのがポイントです。

思いやりの約束

2018年5月24日

今すぐ対応をしなくてもよいメールやLINEとは異なり、ほぼ突然かかって来る電話は、お相手の都合を強引に奪ってしまうこともあります。

そのまま出られることもあれば、手が離せない、時間が取れない場合もあります。

事前に約束をしておけば、かけたときにお話ができるため、お互いにストレスがありません。

その約束の方法として、「9時から10時の間にかけます」という方がおられます。

時間指定をしているため、受ける側は準備がしやすいのですが、9時かもしれないし、10時かもしれないしで、最大で1時間の差があるんですね。

これは大きいです。

何かしながら待っていたとしても、かかって来る時間によっては、それを途中止めする必要もあり、そう考えると、どうしても行動に制限がかかります。

「今のうちにトイレに行っておこう」など、「いつか、いつか」と気にしながら待ち続けるのも大変です。

時間に幅を持たせるよりも、お相手のご都合にも合わせて、「9時」などと具体的に指定をされた方が親切だったりします。

チャンスは一度

2018年5月18日

まだお互いのことがよくわからない間は、どうしても気を遣うため、一緒にいる時間が楽しかったかどうかにかかわらず、疲れてしまうことも多いです。

すると、長い時間を過ごすのが負担になり、短く切り上げてしまいがちになるんですね。

お相手からすると、「短時間で終わり→早く帰りたい=気に入ってもらえていない」という発想に至り、よい印象を持ってもらえません。

実際に、「お互いに慣れて来ると、一緒にいる時間も長くしようと思います」というご相談をいただくことがあります。

確かに、無理なくお会いするのは大切なことです。楽しめるものも楽しめなくなってしまいますから。

ただ、これは、「次がある(また会える)」ということが前提になっています。

しかし、特にお互いのことを知ろうとしている期間中は、印象を損ない、お相手のやる気がなくなってしまえば、そこで終わりになってしまいます。

婚活は、この辺りがシビアで、残酷でもあります。

1回1回が勝負だと思って臨みましょう!

どんなに困難でくじけそうでも

2018年5月10日

婚活でお会いしたお相手に対し、自分のことを知ってもらうために、趣味や仕事の話題に加えて、自然と身の上話にもなります。

生い立ちや、自分が置かれた(置かれている)家庭環境・経済状態・人間関係についてですね。

もちろん、よいことばかりではないでしょう。

悪かったことについては、自分だけのせいではなく、周りや環境が原因であることも多いです。

すると、その話題になった場合は、どうしても不平不満や愚痴を言ってしまうんですね。

お互いの信頼関係が築けている間柄であれば、励ましたり、気持ちを共有したりもできます。

しかし、まだそこまででない場合は、お相手は深く聞くこともできず、対応に困ってしまい、また、深くなればなるほど、雰囲気も暗くなってしまいます。

大切なことは、「そこから自分がどうしたか(どう考えたか)」です。

どんなにつらいことであったとしても、「あれがあったから強くなれた」、「今度は頑張りたい」など、そのとき前向きに思えたかどうか、あるいは、今は前向きに思えているかどうか、です。

前向きな発言がなければ、「悪いのは全て自分以外」という印象を与えてしまい、それは将来の不安へとつながって行きます。

「もし、このままお付き合い(結婚)して、何か悪いことがあったら、(自分以外=)私のせいにされるのかな」、「乗り越えられそうにないのかな」と想像されてしまうんですね。

反対に、それでも立ち向かい、前向きな気持ちで乗り越えたのなら、乗り越えてはいなくても、気持ちだけでも持ち続けているタイプなら…。

何かあっても二人で乗り越えられそうな、何かあっても頼りになりそうな気がしますよね。

送信のタイミング

2018年5月2日

連絡先の交換として、メールよりもLINEの方が多くなりました。

次はいつ会うなどの連絡をお互いに取るときに、お相手に「1日の間のどのタイミングで連絡をするか」です。

それぞれ生活のリズムがありますから、タイミングもそれぞれです。

自分の好きなタイミングで送れるのが利点ですが、「いつでもおかまいなし」ではよくありません。

例えば、Aさんは、平日は朝6時に起きてお仕事へ行き、帰宅後、深夜12時に寝るとします。

メールやLINEをするとなると、落ち着ける、帰宅後~就寝前が多いと思います。

しかし、この例よりもお仕事が早い方、遅い方もおられます。

この場合、Aさんが寝ているであろう時間に送信をすることもあるでしょう。

すると、Aさんからすれば、寝ている間の突然の連絡ですから、睡眠の妨げになったり、「こんな時間に何かあったの?」と心配をしたりすることもあるんですね。

送信をするときには、可能な限り、お相手が寝ている時間は避けることをお勧めしたいです。

タメ口

2018年4月26日

「タメ口」への印象はとにかくよくありません。

自分自身が話す内容はもちろんですが、その合間の相槌も同じです。

「そうなんじゃ」ではなく、「そうなんですね」は必須です。

タメ口になるのは、気が緩んだのか、気を許したのか、親しみを込めてなのか、堅苦しいのが苦手なのか、敬語を使うのが面倒になったのか…。

いろいろな理由があったとしても、雑な印象に加え、「常識に欠ける人?」、「自分を下に見ている?」など、よい気持ちが持てないんですね。

上司や部下、先輩と後輩の最初からある、はっきりとした上下関係ではなく、婚活はお互いに対等ですから、なおさらです。

何気なく使ったタメ口で、お相手のやる気が下がってしまい、自らのタメ口が原因なのに、その様子をご覧になって、「楽しくなさそう」と誤った判断をしてしまっていることは多いです。

特に男性の方はお気を付けください!

スマホを触る

2018年4月20日

「二人で話している間に、携帯を見たり触ったりするのはマナー違反」という皆さんの意識は、当会の運営を始めた頃から一貫しています。

しかし、「お相手の人がスマホを触っていました」という感想は今でも届きます。

もちろん、急な連絡で対応が必要な場合は、断りをすれば大丈夫です。

そうでなければ、「早く帰りたいのかな」、「やる気がないのかな」ということに加えて、「失礼な人」と思われてしまえば、印象は悪くなるばかりです。

せっかくの出会いもよい結果にもなりません。

問題は、なぜ、「マナー違反とわかっている行為をするのか」ということです。

多いのは、「本当に早く帰りたいから察して」という場合です。

故意にスマホを触ることにより、自らの印象を悪くして、気に入ってもらわないようにし、お相手のやる気を下げて、この出会いを早く切り上げたい、という思いです。

自分からすれば、もう二度と会うことのない人であり、どう思われようとも関係なく、早く帰ることができれば、願ったり叶ったりです。

一方、お相手は不快な思いさえ抱いています。

「気に入った人の前ではしない」というのも、どうかと思います。

「もう会わないから」といっても、お相手を傷つけていい理由にはならず、残酷で自己中心的な面が透けて見えても来ます。

気に入った人と過ごしていても、この面をずっと出さずにいられるでしょうか。

ただ、会話の中では、スマホでネット検索をして調べものをしたり、保存されているデータをお相手に見せたりすることもあると思います。

その際には、無言で急にスマホを取り出し、触り始めるのではなく、取り出す前に、「ちょっと調べてみますね」、「スマホにあります」と一言添えることをお勧めしたいです。

マナー違反にはならず、それを題材にして、より会話も楽しめるようになります。

細かいのではなく

2018年4月13日

婚活で初対面の方同士が知り合い、自分のことを知ってもらうよう、いろいろとお相手に伝えて行きます。

同様に、お相手のことを知ろうと、いろいろと質問もします。

内容は、恋愛観、結婚観、家族観といった考え方や思いに加えて、物事への自分自身の好みを話します。

食事をしながらであれば、食べ物の好みやこだわりなどですね。

実際にあった例では、「サンドイッチに挟んであるハムの肉の種類」、「ココアに入っているミルクは牛乳かどうか」、「お店の野菜の産地はどこなのか」を店員さんに尋ねられた方がおられます。

ご自身にとっては、ご自身なりの理由があるからこそで、こだわりを持つことも自由なのですが、お相手は、「こだわるんだな」という感想に留まらないことが多いです。

「こだわる、細かい」→「大変そう」と、身も蓋もない表現を用いれば、「面倒くさそう」と思われてしまうんですね。

仮に、そのこだわりが食事だけへのものであり、他のものにはなかったとしても、この印象だけで、「面倒くさい人」と、人柄全てを判断されてしまうことがあるんです。

すると、印象は大きく下がってしまいますから、せっかくの出会いも上手く行きません。

また、「このこだわりを理解してくれない人とは無理(難しい)」というお考えもお持ちである方もおられるかと思います。

だからと言って、このようにストレートに伝えてしまっては、きつい印象を与えてしまい、理解してもらえるものも、もらえなくなってしまいます。

こだわりを捨てる必要もありませんが、伝え方に気を付けて、その理由まで添えると、理解してもらいやすいと思います。

上手く行っていたのに?

2018年4月6日

前回では「積み重ね」を挙げましたが、今回も同じ話題で内容を変えて取り上げたいと思っています。

上手く行っているときには、全てが上手く行っているように感じるものです。

自分の行動、言動、お相手への配慮など、言い方を変えれば、「全てが上手く行っているから、上手く行っている」とも言えますよね。

果たして、本当にそうなのでしょうか。

「突然、これ以上の再会をお断りされた」、「お別れを告げられた」、「結婚生活が終わりになってしまった」。

「なぜ!?」と驚くばかりですが、実は、「上手く行っていると思っていたのは自分だけだった」ということがあります。

「お相手は自分に対し不満を持っていたけど、それを言われていなかった(知らなかった)」という場合です。

つまり、「お相手が我慢してくれていたから表面化せず、上手く行っていたように思えていた」んですね。

遂に我慢にも限界が来てしまい、終わりとなってしまいました。

お付き合いをするまでの間はお互いに遠慮があるため、はっきりと言えないこともあると思います。

ただ、「付き合いたい」という気持ちがあれば、「今後のために直して欲しい」とさり気なく伝えていることもあるでしょう。

それは言葉に表したものかもしれませんし、態度かもしれません。

「これから二人の将来を決めるかもしれない大切なことを言うから」。

こう前置きをした上で、大切なことを言われることは滅多にないでしょう。

「お断りしたい」、「別れたい」、「終わりにしたい」という最後の言葉くらいです。

お相手の気持ちや思いは、大切なことは、さり気ない会話の中で伝えられているんです。

実は、大切なことは聞いているんですよね。

そして、それを聞き逃したり、取り合わなかったり、無視したり…。

お相手に甘え過ぎないようにもしましょう。

さっと謝る

2018年3月31日

婚活でお相手と会話をしている(接している)間、何のミスや失礼もなく過ごすことは難しいと思います。

会話の最中に、「思わず唾が飛んでしまう」、「お相手と同時に話し始めてしまい、お相手が話すを止めたため、遮った形になってしまった」など、ご経験はいかがでしょうか?

ささいと言えばささいなことで、「気付かれていないかな?」、「まあいいか…」と放っておいたとしても、そのまま会話を進めて行くことはできます。

しかし、お相手に与えた印象はどうなのか、こればかりはわかりません。

この、「あっ!」と思った瞬間に、さっと謝れるか、謝るかどうかです。

もし、会話を遮ってしまったとき、「失礼しました」と一言述べられれば、お相手も「いいえ」と言われるでしょう。

なぜ、「いいえ」と返って来るのかと言えば、会話を遮ったことへの謝罪だとわかっているからです。

つまり、「今、遮られた」と思っていたからですよね。

「お相手は気付いている」という前提でいたほうがよいです。

もし、こういったことを謝ることなく繰り返し、積み重ねて行きますと、自然と印象も悪くなってしまいます。

決定的な一打ではなく、ささいな積み重ねも、印象をよくも悪くもします。

そして、最も重要なのは、この「あっ!」ということに自ら気付けるかどうかです。

お相手の様子だけでなく、自分自身の様子も確認しながら接してみてください。

無意識に印象を悪くする

2018年3月21日

気を付けたい中の一つが、「視線」です。

お二人で会話を交わしながらも、じっとお互いの目を見詰めているわけではなく、合計をすれば、他の場所を見ている時間のほうが長いかもしれません。

どこを、何を見ているか、お相手はあなたのことをご覧になっています。

■目を見て話しているのに、他に視線を向ける。

「あっ、今、違う所を見た」と明らかにわかりますよね。真剣に話している内容であればあるほど、その「あっ!」という気持ちも強くなります。

例えば、お店で、他に出入りするお客さんに目を向けることはありませんか?

「何を見ているのかな?」、「気になる人でもいるのかな?」、「知っている人なのかな?」と、会話への集中力も途切れてしまいます。

特に、お相手以外の異性(お相手が女性なら、同じ年頃の他の女性)に見とれないようにしましょう。

「見とれるって…」と思われるかもしれませんが、無意識に他の異性を見ることは意外に多いです。

■目以外の体の箇所を見る。

就職面接などでは、「面接官のネクタイの結び目を見る」と言われたこともあると思いますが、見られている側は、そこを見ていることにすぐに気付きます。

このように目以外の場所を見られていると、「何か気になるのかな?」、「何か付いているのかな?」と疑心暗鬼にさせてしまうこともあります。

もしそこが、コンプレックスに感じている箇所であれば、よい気はしません。

■持ち物を見る。

時計、バッグ、財布などを見られている視線を感じますと、「チェックされているのかな?」と、やはりいい気はしないものです。

これらの持ち物に興味を持っていて、「それ~ですよね。自分も好きなんです」などと話題にするならよいのですが、「ただ見るだけ」では印象はよくありません。

「無意識」のため、他の誰からかの指摘がなければ気付けないのが最大の問題です。

分析する

2018年3月16日

婚活でお会いをしたお相手と上手く行かなかった場合です。

特に何か不快な思いをすると、振り返るのは、そのお相手の発言や振る舞いです。

「あれが嫌だった」、「あの発言はこういう意味だったのか」、「確かにそういう所もあった」など、「どんな人だったのか」を分析します。

しかし、これは意味があまりないことなんですね。

「上手く行かなった=二度と会うことはない」のですから、そのお相手のことを考えていても、自分自身の将来にはつながらないためです。

ただ、ここで、「無駄だった」と思うか、「経験の一つにしよう」と思うかで、将来に活かすこともできます。

「あんなことをされた→嫌だった」で終わらず、「あんなことをされた→嫌だったから自分も気を付けよう」とまで進むと、前向きにもなれます。

お相手の反応で気になったものがあったとしても、それは自分自身の発言や振る舞いが原因になっていることもあります。

当会で実際にあった例を一つ上げます。

ある女性の方が感想の中で、「やはり、男性は若い女性が好きなんですよね」とおっしゃったことがありました。

当時、男性:37歳、女性:32歳のランチでした。

女性の方は、「やっぱりそうか…」と落胆をされたそうです。

この結果だけを聞くと、男性の方が、「女性は若いほうがいいですよね」と話したのかと想像しませんか?

目の前に、恋愛や結婚を考えてお会いしているお相手がいるのに、「この発言はひどい」と思いますよね。

ところが、よくお話を聞いていると、きっかけは女性の方にありました。

実は、「やっぱり男性は、若い女性のほうがいいんですよね?」と質問をされていたんですね。

男性の方からすれば、「若いほうがいい?」と言われると、「どちらかと言われたならば、若いほうが…」という思いから、正直にお答えをしたのでした。

「年齢よりも、その人によるところが大きいと思います」とお答えしたとしても、答えになっているような、なっていないようなで、「ごまかした?」という印象を与えてもよくありません。

お相手の分析だけでなく、お相手の分析を通して、自分自身を分析することをお勧めしたいです。

■■

先週末には、ランチをされた翌週にお付き合いが始まった、38歳同士のカップルが誕生しました。

ランチ後1週間は、当会で最短タイ記録です。

女性の方はランチの後、「正直、私のタイプです」と感想に書かれていましたが、お二人とも、気持ちが冷めないうちに行動されたのがよかったのだと思います。

ランチの最中の会話で、お互いに動物園が好きであることがわかり、ランチ後に池田動物園に行かれたそうで、これは初めての例となりました。

さらなるよいご報告が楽しみです。

置かれた場所で

2018年3月9日

どんな人か知りたい、でも質問攻めにもできない。

婚活では、会話の内容でお相手の人柄に触れることができますが、人柄は、態度や振る舞いにも表れます。

そして、これらをご覧になる方が、会話よりもわかりやすいかもしれません。

当会であった例としては、男性が喫煙者でした。

たばこについては、「絶対ダメ」、「自分の前で吸わなければよい」、「マナーを守ってくれたらよい」と皆さんのご意見も様々です。

さて、ランチの後に場所を変えてお話をするため、喫茶店に行かれました。

ここで女性は敢えて、喫煙席へと座ります。

そうです。男性の振る舞いをご覧になるためですね。

男性は「吸っていいですか?」と尋ねることさえせず、最後まで吸われなかったそうです。

その後、お付き合いが始まっても、女性の前ではたばこは吸わず、やがてお二人はご結婚をされました。

もし、そこで吸っていたとしたら、どうなっていたのか、今ではわかりません。

「吸える状況でも我慢できる」。「自分を優先させずお相手に気遣いと配慮をする」。「マナーをきちんと守る」。「最初の間だけでなく、お付き合い後も変わらず続ける」。

何よりも、「お相手の女性を大切にされている」証拠です。

言葉からではなくても、これだけのことがわかりました。

女性がたばこについての質問をしたとすれば、「すぐ止める」とまではならなくても、「マナーは守る」という答えは返って来たはずです。

しかし、実際にどうなのかはわかりませんし、ここまでの確認もできません。

置かれた状況でどう振る舞うのか、その人が表れ、ご覧になれるよい機会です。

こうしたご自身なりのチェックポイントをお持ちだと、お試しされるとよいです。

または、チェックしようという意図はなくても、「あっ!こういう人なんだ」と気付けた場面があれば、ご自身のノウハウとされるとよいです。

反対に、ご自身の人柄も、ご自身の振る舞いに表れていることにご注意くださいね!

リスペクト

2018年3月2日

「尊敬する」、「敬意を払う」という意味で、私は学生時代の英語のテストでしか目にしなかった単語ですが、だんだんと日本語に浸透して、耳にする機会が増えました。

さて、婚活で出会うお相手に対して、「敬意を払う」ことを意識されていますか?

そして、お会いをされている最中、お相手に対して様々な感想を抱きます。

「気が利かない?」、「機転が利かない?」、「会話が苦手?」、「この人は駄目だ」と決してよいものばかりかもしれません。

その瞬間、上から目線になってしまい、「気付かれていない」、「表には出してない」と自分では思っていたとしても、その様子はお相手に確実に伝わっていると思って間違いありません。

一生懸命な人をバカにするのは、もってのほかです。

「好みかどうか、いいなと思えるどうか」という前に、まずは「人として」、敬意をもって接したいものです。

お会いをした瞬間にきちんと挨拶をする、敬語を用いる、何かしてもらったらお礼を述べる…、基本的なことであり、できていて当たり前とも言えますが、できていない人も多いです。

今、あなたの目の前におられるお相手は、あなたとお会いする直前までに様々なご経験を積んで来られました。

これまでの失敗を糧に、「今度こそ!」と思っておられるかもしれません。

「こうしたらあなたに楽しんでもらえるかもしれない」と、会話などの計画を一生懸命に考えて来られているかもしれません。

「上手く行ったら嬉しいな」と期待されているかもしれません。

何よりも、あなたとお会いできることを楽しみにされていたかもしれません。

「この人は、私と会うまでにいろんな経験を積んで来たんだ」。

この点は、あなたも同じですよね。

その心構えで婚活に臨めば、お相手への見方や接し方が変わると思います。

同時に、あなたの印象もよりよくなることでしょう。

ドレスコード

2018年2月22日

「その場でしかるべき服装をすること」であり、周囲への配慮が始まったのが期限です。

つまり、服装は周囲への気遣いや思いやりを表すものです。

男性の場合、結婚式に出席する場合やお見合いでは、「スーツ」とされていますから、裏を返せば、「としあえずは革靴を履き、スーツを着ておけばよい」とも言えます。

お見合いパーティーなど、他の男性参加者もスーツの場合、みんな同じ服装をしていますから、色、デザインなどで、かえってセンスの差が際立つとも言えます。

女性の場合は、「男性のスーツ+革靴一択」とは異なって、スカート、ワンピース、履物の種類、ヒールの有無、色と、どうしても頭を悩ませてしまうことも多いと思います。

当会では、特にドレスコードは設けていませんが、「ジーパンはさすがにラフ」というご意見もあります。

そして、「気軽に」というのが趣旨ですから、男性には「スーツは着用しないように」、女性には「スカートやワンピースでなければならないことはありません」とお伝えをしています。

しかし、ドレスコードの語源のように、服装には、おしゃれの好き嫌いという以上に、お相手への配慮が表れます。

例えば、「気軽とは言われても、せめて襟の付いたシャツにしよう」など、その方の常識、マナー意識、人柄、考え方、臨む姿勢などですね。

婚活のお相手は、これからお付き合いを、そして結婚を考える人にお会いをするのですから、清潔感に加えて、礼儀として身なりを整える必要があります。

人柄は会話をしないとわかりませんが、服装から伝わる姿勢は一目瞭然であり、実は人柄が反映されているとも言えます。

中味(人柄や性格)と服装は、実はつながっているんです。

ドレスコードを設けていないのは、こういった理由があるためです。

たった1度の経験が

2018年2月14日

無料カウンセリングに来られた方々からは、過去の婚活についてお聞きもしています。

結婚相談所でお見合いをされた方の中には、「お見合い後に再会した最初のデートで抱き付かれた」、「(岡山での)お見合い後すぐ、広島まで車でお好み焼きを食べに連れて行かれた」など強烈な経験をお持ちの方がおられます。

そして、こうした経験が続く、あるいは、1度でもあったならば、「〇〇な人は避けて欲しいです」というご希望を挙げられます。

例えば、「血液型が〇〇型の人は苦手」、「○○の職業の人は避けて欲しい」、「〇〇に住んでいない人がいい」などです。

「たまたまそのお相手が〇〇だった」だけのことなのですが、そこに目をつぶってお会いしても、上手く行かなければ、「やっぱり〇〇の人は駄目…」となるんですね。

「○○な人は駄目」という前提がどうしても消えないため、何か少しでも気になった所があれば、○○は関係なくても、駄目となってしまうので、上手く行かない確率が最初から高いです。

その結果、〇〇に囚われてどんどん避けるようになり、対象が狭まってしまい、当然、婚活のお相手は無限ではありませんから、行き詰ってしまいます。

当会の場合、「〇〇の人は完全に避けてご紹介をする」、あるいは、「〇〇があっても、それを吹き飛ばすくらいよいお相手をご紹介する」の二つの方法を採ります。

過去には、「B型が苦手で会うのがつらい」とランチ前におっしゃった方は、そのB型の方とご結婚され、「会ってみないとわからない」というのが実情です。

私自身は上手く行くと思っていましたが、「会いたくない」と言われればランチは強行しませんから、おそらくお二人は永遠に出会うことはなく、結婚も実現しなかったでしょう。

この方のご決断が、自らを幸せに導いたと言えます。

このように、悪い経験でなく、よい経験をすることにより、変わることもあります。

「年上がいいと思っていたけど、『いいな』と思った人は年下だった」などもこれに該当しますよね。

こうなれば対象が広がりますから、出会いの可能性も大きくなります。

何より全ては、「経験したからこそ」なんですよね。

頑張って、思い切って行動したからこそ、新しい自分に気付くことができました。

飾り切れない自分

2018年2月7日

自分のことを好印象に受け取ってもらい、気に入ってもらい、他の人たちの中から自分を選んでもらう。

そのために、自分の長所をアピールする点では、婚活と就活は似ています。

※婚活では自己PRと自慢話は紙一重ですから、なかなか難しいところです。

そして、最も嫌がられるタイプは、「非常識」に続き、「自己中心的」です。

恋愛や結婚はコンビプレイ(チームプレイ)ですから、どちらかがどちらかに付き従うという時代でもありません。

そこで欠かしてはならないのが、「気遣いと思いやり」です。

出会った瞬間から、いくらお互いが親しくなり、強い信頼関係を築けたとしても、仲がよいと思っていたとしても、彼氏・彼女の関係になっても、夫婦になったとしても、そんなときほど、「気遣いと思いやり」です。

特に出会ったばかりはお互いに緊張感や遠慮がありますから、「気遣いと思いやり」には敏感であり、気に入ってもらおうと思っていれば、なおさら気を付けます。

いよいよお相手と初めてお会いをする(就活では面接)ときには、細心の注意を払うと思います。

しかし、普段から気を付けていなければ、「本番だけ上手くやる」ことは困難であり、試みたとしても不自然でぎこちなくなってしまいます。

さらに、時間の経過や、その場の雰囲気に思わず気が緩んでしまうと、覆っていた普段の自分が出てしまいます。

「思わず出た自分」と「気を付けていた自分」の差が大きいほど、お相手に与えるインパクトも大きくなります。

また、「付き合って(結婚して)変わった」という話をよく聞きますが、変わったのではなく、「覆い隠されていた(抑えていた)本来のその人が出て来た」という方が正しいと思います。

「気遣いと思いやりができる=いつもお相手のこと(気持ち)を考え、想像し、先回りして行動している」からこそで、本番だけでできるほど、簡単なものではありません。

婚活の場だけでなく、普段から、親しい、親しくないにかかわらず、全ての周りの方々に対し、「人」として、「気遣いと思いやり」を大切にして行きたいものです。

それが、「いざ」という場面で必ず活きます。

リメンバー・ミー

2018年1月31日

過去には「脳トレ」が話題になりましたが、「記憶」は、以下の3つに分けられるそうです。

1.記銘(覚える)・・・情報を覚えること。

2.保持(覚えている)・・・覚えた情報を、頭の中に残しておくこと。

3.想起(思い出す)・・・頭の中に保持している情報を引き出すこと。

よく、「年を取って忘れっぽくなった」と言いますが、これは「2」の力が弱まったのではなく、「3」が弱まっているということらしいです。

さて、婚活の場では何を覚える必要があるかと言えば、まずはお相手のプロフィールですよね。

お名前は必須で、伝えられた全てを覚えて臨むのが一番です。

プロフィールに書いていることをお尋ねをされようものなら、「ちゃんと読んでないの?」、ひいては「やる気がないの?」という印象を与えかねません。

反対にきちんと覚えていれば、「ちゃんと読んでくれている」と、関心があること、興味を持っていること、この出会いに真剣であることが伝わり、好印象につながります。

そして、再会に至ったとすれば、プロフィールにか書かれていない、最初のときにその場で初めてお聞きした事柄や、交わした会話の内容を覚えておくとよいです。

「前回、~と言われていましたよね」と、特に好きな物や好きな話題ですよね。

覚えてもらっていた側はうれしい気持ちになります。

お会いをしたその日だけで終わらず、その記憶が思い出となり、お互いで過ごした時間の証となります。

なぜダメ?

2018年1月24日

出会いがあり、自分は「また会ってみたい」と思えたのに、お相手からはそう思われていなかったという状況は珍しくありません。

自分は楽しめたのに、お相手も楽しんでいる感じだったのになぜ?

原因の一つとして、「お相手のコミュニケーション能力が自分より遥かに高かった」という場合があります。

実は、「お相手が楽しく盛り上げてくれたおかげで楽しめた」んです。

※以降は、ここまでの「自分:Aさん」、「お相手:Bさん」とします。

Bさんからすれば、Aさんが緊張をしているのかどうか、とにかく「口数が少ない・大人しい」という印象ですから、「自分が盛り上げよう」と頑張ります。

その頑張りの結果、Aさんは楽しむことができましたが、会話はお互いで作るものですから、自分一人で頑張り、特に初対面同ということもあって、気遣いも並大抵ではありません。

いくらコミュニケーション能力が高くても、自分一人で頑張るのは大変です。

その気疲れから、Bさんは「また会いたい」という気持ちになれないんですね。

それでは、Aさんは、お相手ばかりに負担をかけることなく、どうすれば、よい出会いを得られるのでしょうか。

簡単な方法としては、お相手が挙げた話題の中で、興味を持てる(持てそう)ものに注目をされるとよいです。

全てではなく、無理に持つ必要もなく、一つ、二つだけで十分です。

興味を持った点を質問されつつ、お相手のお話をお聞きしながら、自分との共通点を探して行きます。

例えば、「みんなでバンドで演奏をして楽しかった」という内容だとすれば、「バンド」、「演奏」、「みんなで何かして楽しかった」、「楽しいこと」と4つに分けます。

バンドの経験があればすぐに答えられますよね。

バンドの経験がなくても、ご自身の「楽器の演奏経験」でもOKで、これまでの人生でみんなで楽器の演奏(学校での合奏でも)の話題もあると思います。

「みんなで何かして楽しかった経験」はもっと広くなりますから、探しやすいはずです。

それでも難しいなら、最後の最後です。自分の「楽しいこと」を何か話しましょう。

「お話をお聞きしていて、楽しそうだなと思いました。バンドの経験はありませんが、~しているときは自分も楽しいです」と進めれば十分です。

バンドの経験はなくても、趣味が違っていても、こうして発言を分解して行くと、共通点が見つかりやすいです。

お相手の話を聞く→共通点を見つけた→自分の話もする→お相手の話が次に来る→共通点を探す…と続けて行けば、会話はどんどん広がります。

お相手だけに負担をかけることもなく、自分だけでなくお相手にも楽しんでもらえますよ。

今こそマメな連絡を

2018年1月16日

前回の内容では、「マメな連絡=連絡の回数が多いではない」と書きました。

お互いの間柄は、コミュニケーションの回数と時間に比例して深くなりますが、だからといって、たくさんすればよいものではありません。

いつも時間と気持ちに余裕があるわけではありませんから、「返さなきゃ…」と負担に感じさせてしまいますと、せっかくの努力が逆効果になります。

しかし、必要な、しておくとよい連絡があります。

連絡先の交換をして、次の目標となるのが「再会」ですから、その日時・場所・内容(食事のみか、お出かけか、これら両方か)をやり取りをしながら決めて行きます。

先の予定が確実にわかっていれば、自分の都合をすぐに伝えることができるため、早く決めることができます。

だからと言って、「この日は今は空いているけど予定が入るかもしれない、確定できない」ということもあると思います。

あるいは、「(現時点から何日か後の)~日になったら、その日の予定がどうなるか確定できる」ということもあると思います。

そのため、「また連絡しますね」とお相手にお伝えする方も多いのですが、最も避けるべきは、「予定が確定するまで何の連絡もしない」ことです。

※「連絡しますね」と言った側をAさん、言われた側(お相手)をBさんとします。

Bさんは「また連絡します」と言われているため、BさんからAさんに連絡をしたくても、Aさんから連絡をもらえない限り、連絡をしにくい状況になります。

「急かしている」と思われて、印象を下げたくない気持ちもあります。

Aさんから連絡がなければ、Bさんの予定も立たず、放置されたままでは、Bさんとしては、「社交辞令だったの?」と疑心暗鬼にもなってしまいます。

ここでAさんは、「~日に予定がわかるので、その日に改めて連絡します」と一言伝えるだけで与える印象は全く異なります。

このとき(または、確定するまでの間)も、無味乾燥な業務連絡のようなものではなく、Bさんへのお詫びと、初回にお会いをされたときに会話をされたのと同じ雰囲気でやり取りをされるとよいです。

お会いをされていたときの楽しかったの雰囲気や空気が蘇り、続けて会話をしている気分になれるため、再会への意欲が高まるからです。

待ち合わせの遅刻の連絡も同じですが、「遅れます」ではなく、「~分遅れます」と伝える方がきちんと誠意も伝わります。

待たされている側が気にしているのは、「待たされることへの怒り」というよりも、「いつまで待てばよいのか?を知りたい」なので、かなり遅くなるならば他で時間を潰せたり、間もなくならばそのまま待ったりと、待ち方の目処が立てられます。

いつ来るかわからないのを、ただ待つのはつらいです。

連絡も「いつまで待てばよいのか」というのは同じ思いですから、確定してからではなく、確定の目処もお伝えする・確定までの間もやり取りをするマメさは必要です。

こうしたお相手の心中を察して行動をするのも、自分の状況ばかりを優先させない、お相手への思いやりですよね。

年末に出会ったなら

2018年1月10日

年中行われている婚活による新しい出会いですが、出会うタイミングもその後に影響をするように思っています。

お互いのフィーリングがよければ、初対面→再会とつながって行きます。

連絡先を知っていれば、さらに、初対面の場で再会の日時まで約束ができていれば、翌日でも翌週でも早めにお会いをすることができます。

ただ、年末年始やゴールデンウィークなどが間近に迫っている時期は、家庭行事、旧友との再会など、特別な予定が以前から入っていることも多いです。

例えば、土日がお休みの方で、土日に再会をされる場合です。

昨年の12月16日(土)、17日(日)に出会ったとして、翌週の23、24日に再会できなければ、30日(土)、31日(日)を挟み、早くても1月6日、7日と3週間後になってしまいます。

この間、いろいろとお忙しい時期とはいえ、連絡さえも怠ってしまいますと、再会への気持ちが薄れてしまい、このまま終わってしまう可能性があります。

年明けは、これまでの気持ちや気分の切り替えにピッタリのタイミングですから、再会への思いまで切り替えられてしまうと大変です…。

「マメな連絡」=「連絡の回数が多い」ではありませんが、「よいお年を」、「あけましておめでとうございます」など、連絡がいつも以上に積極的に、自然に行える時期でもあります。

普段であれば、「おはようございます」、「こんにちは」という連絡が何度も来ると、対応する側も大変になりがちですが、年末年始の挨拶は受け入れやすいです。

こういった連絡から、再会へのお互いの気持ちを盛り上げるチャンスにもなりますよね。

そして、切り替えのタイミングだからこそ、毎年年明けにはご結婚の報告が届きます。

年末年始を挟みますと、「この燃え上がった気持ちが冷めてしまう。冷めてしまう前に、熱い気持ちのままに」ということかもしれません。

実際、私が妻に告白をしたのも年末(28日)でした(笑)。

一人でも多くではなく、全ての方を幸せにするつもりで今年もがんばります!

実は上から目線

2017年12月27日

ランチが終わった後の感想では、社交辞令ではなく、お一人お一人が感じられたままの、率直なご感想をお知らせいただくようにお願いしています。

生きたご感想の一つ一つが、今後のお相手選び・恋愛から結婚まで進んで行く正しい行動・よりよい出会いをご提供すべく当会の運営の糧となるためです。

その中には、「機転が利かない方かなと思いました」、「~してもらえるとよかったかなと思いました」という内容もあります。

お話をしながら、「機転が利かないな」、「~できないんだな」と思っているということですよね。

ある発言に対して、どこまで理解をするか・想像力を働かせるかは人それぞれですが、「バカにされた」、「上から目線だった」という感覚は必ず伝わります。

当会では、どんなにご希望に沿ったお相手をご紹介しても上手く行きませんでした。

当会の面談は主にホテルグランヴィア岡山で行いますが、特に土日祝日には、他の席で多くの方々がお見合いをされています。

その方々にとっては、今後の人生を賭けた大切な時間です。

そうした方々を目にして、「あれ、お見合いですか?」、「あの人とは自分はお見合いしようとは思いません」と嘲笑するようにおっしゃる方もおられます。

婚活やお見合いが初めての方にとっては、「これがお見合いか…」と思われるかもしれませんが、さすがにこれらの発言は失礼だと思います。

周りを下に見てしまう傾向がある方は、いくら出会いがあっても、上手く行かない場合の原因の一つになっています。

このよう自覚がある方は、ぜひお気を付けください。

真顔はどんな顔?

2017年12月13日

過去のブログでは、「笑顔と真顔のギャップ」について書きました。

「笑顔を心がけています」と笑顔に注意を払う方は多いのですが、生活をする中で、笑顔でいる時間は短く、真顔でいる時間の方がはるかに長いです。

これは婚活でお相手と接している間も同じで、笑顔も大切ですが、真顔こそ気を付けたいところです。

笑顔はニコニコと感じがよくても、真顔がむすっとしていては、「怒られせたかな?」、「機嫌が悪いのかな?」と余計な心配をさせたり、誤解を与えたりしてしまいます。

こうした雰囲気にお相手は敏感に反応してしまいますから、無意識に自らの印象を悪くしてしまっていることも多いです。

口角を軽く上げて、微笑む手前の表情がちょうどよいと思いますが、最も気を配りたいのは「目」です。

いつも笑っていては、かえって「怖い、不気味、不自然」なので(笑)、一番よいのは、鏡でご自身の表情を確認されることをお勧めしたいです。

笑顔になるときの、目、頬、口の動きは人それぞれですから、ご自身に合ったバランスになる瞬間(位置)を探してみましょう。

そして、真顔のときには、意識してその表情をキープ!です。

最初は意識が必要ですが、続けて行くと、自然にできるようにもなります。

婚活のときだけでなく、日常生活でもできるようになると、周りからの印象もよくなって、「感じのいい人」と思われることが増えると思います。

今度は、「見る立場」になると、お相手の好きなポイントに「笑顔」を挙げる方も多いのですが、お相手の表情に対し、笑顔よりも真顔を見ている時間の方が長いです。

笑顔だけでなく、真顔も好きになれるかどうかも、長く一緒にいられる上で、大切なポイントです。

男の人って、女の人って

2017年12月7日

1対1で交わされる婚活の会話の主語は、「私」と「あなた」です。

「私は〇〇なので」、「〇〇さん(あなた)は~なんですね」などですね。

さらに、「私とあなた」に加えて、「男と女」が主語になる話題になることもあります。

「男」、「女」という言い方はちょっと乱暴にも聞こえますから、「男性(男の人)」、「女性(女の人)」と言うとよいと思います。

「男(女)の人って~ですよね(~の人が多いですよね)」…例えば、「男の人ってあんまり家事はしないものですよね」と男性が話したとします。

自分の周りに家事をしている男性が少ない場合や、普段は家事をしない男性であれば、ぽろっと出てしまいそうな発言です。

自分自身のことではなく、周りのことや一般的なことを話したつもりでも、お相手の女性にはそうは聞こえません。

「この人は家事はしないんだな」と思われてしまいますから、きちんと家事をする意思がある場合は、誤解を与えて損をしています。

いくら、主語は男の人であっても、お相手にとっては、「男の人=発言をしているその人自身」と想像をして聞くためです。

誤解を避けるためには、「男の人(自分の周り)は家事をしない人が多いですけど、自分はやろうと思っています」と言われるのがよいです。

あるいは、女性側から、「男の人は家事をしない人が多いですよね」と言われたならば、「そうですけど、自分はやろうと思っています」と言われるとよいです。

男の人が主語の内容がネガティブ、自分はが主語の内容がポジティブであれば、「この人は他の人とは違う」と、コントラストが効いてより印象がよく伝わります。

また、「~ですよね」と言い切ってしまうのと、「~って言いますよね(~って聞きますよね)」と言うのとでは、少し印象が異なるようにも思います。

しかし、そこで止めてしまいますと、「だから何だろう?あなたもそうなの?」と思われてしまう可能性は十分にあります。

「男性(男の人)って」、「女性(女の人)って」と使う場合にはお気を付けください。

男性だったら、女性だったら

2017年11月29日

婚活で出会い、お互いのプロフィールで趣味などがあらかじめわかっているときには、これらを話題にして会話進めて行くのが定番であり、よい方法です。

しかし、特に自分にとって興味がない(興味を持てない)ものであれば、会話を長く続けることは難しくなり、そのまま沈黙もつらいため、他の話題を探すことになります。

プロフィール以外の話題は、お相手に合っているかどうかわからないため、「男性向けの話題を」、「女性向けの話題を」と考えがちです。

男性向けと言えば、どんな話題があるでしょうか。

男性が好きそうなもの…、野球やサッカーのスポーツの話題でしょうか。趣味嗜好は様々ですから、同じ男性の私でも何がよいか、パッとすぐには浮かびません。

女性が好きそうなもの…、ファッション、美容、健康になるのでしょうか。

ここで注意が必要なのは、「一般的に」といっても、その方々によってイメージが異なることに加え、その一般的がお相手に該当するかどうかはわかりません。

「男性だったら」、「女性だったら」とせっかく考えて出した話題が、「いや、よく知らなくて」などと返されてしまえば、気まずい空気が流れてしまいます。

「男性向け」「女性向け」よりも、「お相手向け」の話題で臨みましょう。

過去のブログでも書いたことがあるのですが、「自分は~なんですけど、~さんはどうですか?」と聞かれるだけでも十分です。

例えば、「休日は何していますか?」と、唐突に質問したとしても、何についてどう答えればよいのか、答えに気を遣わせてしまいます。

しかし、先に「自分は~」と提示をされていますから、この~について話せばよいので、お相手も答えやすくなります。

もちろん、~は、差し障りがなく、お相手が答えやすい内容である必要があります。

また、そこから、ご自身がお話をされた内容への反応と、お相手の好みなどの、両方を同時に見る・知ることができます。

その中で反応がよかったものを掘り下げて行くとよいです。

自分に重ねる・置き換える

2017年11月21日

婚活ではお相手を理解するため、お相手のお話をしっかり聞く必要があります。

一つ一つをお聞きしながら、「これは自分と同じ」、「共感できる」、「ここは違う」という感想が浮かんで来ます。

「自分と同じかどうか」、「違うところはどこか」と思いながら聞いているためですね。

そして、その内容を受けとめるのが基本であり、否定は避けるべきですが、それでも、否定をしてしまうことはなくなりません。

例えば、お相手が、趣味のランニングを話題に挙げられた場合です。

お相手は、楽しそうに生き生きとお話をされています。
自分が熱心に打ち込んでいるもの、楽しんでいるもの、好きなことであれば当然です。

走る回数、距離、速さ、走る時間帯、ランニングへの思いなど、「この人はこういうふうにしているんだな」と、様々な感想を持ちながらお聞きすることと思います。

同時に、特にランニングをされていない方には、「自分がランニングをしたら」と想像をしながら、お聞きされていることも多いです。

「お相手の生活(行動)を、自分に重ねたり、置き換えたりして聞く」んですね。

すると、「すごい」と感じる反面、「そこまではできない」、「自分には無理」、「走るのは嫌い」というネガティブな感想を抱くこともあります。

あるいは、これらのようなネガティブな感想しか持てなかった場合、感じたままを言葉にするのはお勧めできません。

直接、お相手を否定しているわけでもないのですが、お相手は自分を否定をされたような気持ちになりがちで、ネガティブな言葉が登場することにより、雰囲気も悪くなります。

自分を重ねたり、置き換えたりするのは、「将来、一緒に生活をするとしたら」というシミュレーションでもありますから大切なことです。

「自分には無理」→「無理」と言うのか、「自分には無理だけど、すごいな。こういう人なんだな。一生懸命になれるものがあるのはいいこと」と思うのか、違いは大きいです。

いつやるの?次でしょう!

2017年11月16日

初対面の方をお会いをすると、お相手のことがわからないため、どうしても、探り探りとなってしまいます。

ひとまずお二人のご対面が終われば、対面時の状況を振り返られると思います。

「あれはよくなかった」、「こう言えばよかった」、「こうすればよかった」と、上手くできなかったことや悪かったことを挙げることが多いです。

その経験は、「初対面の場での行動についての反省」となり、「次に別の方と初めてお会いしたときには気を付けよう」と思いがちです。

ただ、「同じ方と再会したとき」にも活かしてはいかがでしょうか?

お相手も、ご自身の反省した点が気になっていたことも考えられます。

例えば、「ご自身:お相手の意見を否定してしまった、お相手:自分の意見を否定されることがあった」と思っていたとします。

ここで、「次に初めての方とお会いするとき」ではなく、「再会したときには」と考えて行動すると、否定をしなくなり、変わった自分をお相手に見てもらえます。

初回よりも2回目の方が印象がよくなる、最高の展開です。

そして、反省は悪い所に注目してしまうものですが、「よかった所・上手く行った所」にも注目をして欲しいです。

同様に、「次に初めての方とお会いするとき」、「再会したとき」に活かせます。

当会でもランチ後の感想では、この二つをお伝えいただいています。

当会の今後の運営に活かすことができる、皆さんにもシェアできる、何よりも、ご自身でご自身を振り返るきっかけになるためです。

さらに、婚活の出会い=人間関係ですから、婚活のみならず、ご自身の周りの方と接するときにも活かせますよね!

勧める

2017年11月10日

婚活で自身のことを伝える、お相手を理解する話題としては、最初に話しやすいには、やはり「趣味」です。

趣味には大きく分けて二つあります。

「現在しているもの」、「以前していた(今は止めている)もの」です。

当会でも、お互いに会話をしている中で、お相手が止めている趣味に、「またやってみたらどうですか?」と励そうとすることがよくあります。

もちろん、「楽しくなりますよ」とお相手を思っての発言です。

または、お相手がしていない自身の趣味を勧めたり、同じ趣味でも、自身の方法を勧めたりすることもあります。

※※

例えば、私(清水)の場合、毎日ランニングをしているだけでなく、ランニングの中にはダッシュも組み込んでいます。

「運動をしていない人にランニングを勧める」、「ランニングをしている人にダッシュを勧める」のがこれらに該当します。

※※

一方、そのお相手の立場に立って見ますと、していないだけの理由があります。

球技であれば「一人でできない」、他には、「疲れる」、「忙しい」、「お金がかかる」、「自分にはできない」など、ポジティブな内容が返って来ることは少ないです。

そのため、いくら励ましても、ネガティブな発言が返って来るため、一連の会話どころから、その場の雰囲気まで暗くなってしまいます。

「ポジティブな気分で勧める」→「ネガティブな空気になる」という、その落差も大きいので、がっかりするぶん、やる気も大きく下がります。

何かを勧めるのは、最初は避けた方が無難にさえ思えます。

しかし、ネガティブな内容ばかりではなく、「やってみようと前向きな気持ちになった」となることもあります。

現時点では、実際にするかどうかは別にして、ポジティブな発言にポジティブな発言が帰って来ると最高ですよね。

お互いにポジティブな気持ちになる→お互いの気分もよくなる→雰囲気もよくなるで、いいことばかりです。

…返って来る内容によって、ポジティブな性格か、ネガティブな性格かを見分けるきっかけにもなりそうですね。

見えて来るのはあなた

2017年11月2日

女性からすると知りたいのは、男性のお仕事についての内容である、年収や転勤の有無を始め、家事・育児への参加が挙げられます。

お仕事(年収)については、釣書を交換するお見合いや、事前に大まかにでも公表されるパーティーでは把握ができます。

一方、合コンなどのようにわからない場合、でも知りたい場合には、「年収は?」と直接尋ねることはさすがに珍しいです。

会社の規模、本社の所在地など、遠回しに尋ねることが多く、当然男性側も、「年収を気にしているんだな」とすぐに勘づきます。

一人暮らしをしているならば、「自炊かどうか」などが質問項目となり、結婚をしたとしても家事をするのかどうか、気になるところだからですね。

男性から女性へのパターンでは、「料理しますか?」がこれに該当します。

ここで大切なのは、質問の内容以上に、その質問に至る背景や意図に、「お相手が自分を品定めをしている」のが見え隠れしているということです。

「お相手が求める条件に、自分はどれだけ合致するのか試されている?」、「その材料集めのための質問?」という印象を与えてしまいます。

もちろん、年収にしても家事にしても、いずれ話すこと・わかることだとは、お互いに十分わかっているのは間違いありません。

しかし、最初からあまりにも露骨だと引いてしまいます。

「結局、それが知りたいのか…」と思われてしまうと、いくら楽しく会話が盛り上がっていても、一気に冷めてしまいます。

「この人の本性を見た」という気になります。

それでは、最初からわかっているお見合いの方が楽にも思えますが、条件を突きつけ合うのも、「好きなのは自分じゃなく条件?」となってしまい…。

確かに、条件も含めて「自分」なのですが、「それだけじゃない。そこじゃない」というのが人情です。

やはり、お互いの共通点を探したり、会話を広げて楽しんだり姿勢が欲しいところで、よい出会いにもつながりやすくなると思います。

アピール!アピール!

2017年10月26日

当会ではランチの後に、カフェ、映画、お出かけと、場所を変えてお話をされる方が多いです。

しかし、お気遣いをされるあまり、お誘いを踏みとどまる方もおられます。

例えば、「別のお店に移動する→ランチ後に再び飲食」となりますから、「(ランチで)お腹一杯みたいだったから」と控える場合です。

お相手に余計な負担をかけないよう、ランチだけで終えられるのですが、お相手の方からすれば、「ランチだけで終わり?」と思われるかもしれません。

その理由をご存じなければ、その意図(お気遣い)は伝わらないためです。

いずれにしても、最初の出会いの目的は「次(再会)につなげること」ですから、連絡先の交換ができていればOKです。

再会の意思はお互いに通じ合っていると思います。

これは他の出会いでも同じですね。

そして、再会となったときには、もし、お食事をされたならば、「あのときお誘いしようと思ったんですけど…」と、お誘いをされるとよいと思います。

「お腹一杯のように見えたので」と加えられてもよいです。

お気遣いをされるお人柄がよく伝わります。

さり気ないアピールも大切です。